月間検索数は母数としてどれだけ信用できるのか?

2013年1月に書いた記事の、現時点でのseoキーワードの順位測定をしてみました。

ただし、あくまでも記事を書いた時点で想定したキーワードでのランキングですので、実際に検索されているキーワードとは異なります。

実際には、想定していないような複合キーワードなどで検索されていますので、このランキングはあくまでもページ評価についての目安として作成したものです。

結果は以下の通りです。
10位以内のキーワードが26.7％と、まずまずのランキング状況かなと思います。

kiji_ranking_graph

kiji_ranking

順位が上がればアクセスも増える・・・はず？

今の時点で50位以下のキーワードはちょっと難しいかもしれませんが、すでに上位表示しているキーワードでは、記事そのものを加筆修正したり、関連記事を書いてリンクしたりしていけば、もう少し順位を上げる事ができるんじゃないかと思っています。

順位が上がれば、月間検索数に応じたアクセスが見込めるのではないでしょうか・・・でもちょっと待ってください。
そもそも「Adwordsの月間検索数」ってどの程度信用できるのでしょうか？

すでにランキングが上がっているサイトのウェブマスターツールで調べてみました。

まず以下は、ウェブマスターツールで「表示回数」が多い順にソートして、上位20キーワードの月間検索数（完全一致）と比較した表です。
月間検索数と大きく乖離しているキーワードもある一方で、ほとんど差がないようなキーワードもあります。

wmt_0

もうひとつ。

下の表は「平均掲載順位」が1位のキーワードを集めた表です。
月間検索数と表示回数のバラつきもそうですが、CTRも上は73、下は24%とかなりバラついている感じです。

wmt_1

ウェブマスターツールで確認できる「表示回数」は、検索結果に表示された回数ですので、平均掲載順位が10位以内のキーワードなら、ほとんど同じになるようにも思いましたが、実際には乖離がある事もあるようです。

また掲載順位が1位であってもCTRには違いがある事も見えます。
これは表示されている他のサイトや、自サイトのdescriptionなども要因として考えられます。

もしかしたら、ユーザー検索意図によってCTRに何か傾向みたいなものがあるかもしれません。
もう少しデータを集めて分析してみようと思いますので、何か見つかったら共有したいと思います。

いずれにしても、月間検索数はあくまでも参考数値として考えた方がよさそうです。
とは言ってもこの数値をベースにせざるを得ない部分もあるのですが。

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