無料で簡単!XMLサイトマップを作成する方法

SEO対策にも活用できる「XMLサイトマップ」を無料で作成できるツールの使い方を詳しく解説!WordPressのプラグインを使った作成方法や、最大150万URLまで作成できる有料サービスもご紹介します。

2018/12/4 SEO

一般的にサイトマップと呼ばれるものには、ユーザーが使う「HTMLサイトマップ」と検索エンジンが使う「XMLサイトマップ」の2種類があります。
まずはその違いから解説しましょう。

サイトマップの種類
  • HTMLサイトマップ
    ホームページにアクセスしたユーザーが使う事を想定したHTML形式で書かれたサイトマップ。ユーザーが目的のページをすぐに見つける事ができるといったメリットがあります。
    AppleのHTMLサイトマップ
  • XMLサイトマップ
    検索エンジンが使う事を想定したXML形式で書かれたサイトマップ。新しいページや、深い階層にあるページを見つけてもらうといったメリットがあります。
    本記事ではこのXMLサイトマップの作成方法を解説します。

XMLサイトマップを作ることは、SEO対策にも意味があります。
カテゴリごとやページのテンプレートごとにXMLサイトマップを作ってGoogleに送信しておくことで、それぞれのインデックス率(Googleに登録されたURLの割合)が分かります。

サーチコンソールの「URL検査ツール」を使ってインデックスを阻害している原因を確認できますので、もしインデックス率が悪い場合はその原因を改善しましょう。
検索エンジンにインデックスされるページ数が増えれば、その分だけ検索エンジンからの集客機会を増やすことができます。

「カテゴリB」のインデックスされていないURLの「インデックスされていない原因」をサーチコンソールで確認できますので、ホームページ改善に役立てましょう

このようにXMLサイトマップは工夫して作っておく事で、ホームページに起きているSEOの問題解決に役立つ可能性もあるため、できるだけ作っておきましょう。

それでは、検索エンジン向けのXMLサイトマップの作り方を解説します。

この記事の目次

無料ツールでXMLサイトマップを作る

ここでは無料で利用できる「sitemap.xml Editor」を使ってXMLサイトマップを作成する方法を解説します。
sitemap.xml Editor

sitemap.xml Editorは、1,000URLまでXMLサイトマップを作ることができます。もし、1,000URL以上のホームページの場合は、「除外ディレクトリ」機能を使ってディレクトリごとにXMLサイトマップを作成します。
その方法は1,000URL以上のホームページの場合で解説します。

sitemap.xml EditorでXMLサイトマップを作る

①XMLサイトマップを作るホームページのTOPページのURLを入力
②最終更新日(lastmod)は「自動取得する」のままでOK
③サイトの更新頻度は「記述しない」のままでOK
④優先度(priority)は「自動設定しない」にチェック
⑤同一タイトルURLの除外は「する」にチェック
⑥「サイトマップ作成」ボタンをクリックしてXMLサイトマップを作成

1,000URL以上のホームページの場合

除外ディレクトリ機能を使って「ディレクトリごとにXMLサイトマップを分割」します。

例えば以下の例の場合、category-bとcategory-cを除外すればcategory-aだけのXMLサイトマップが作れます。

URL数の多いディレクトリとそれ以外のディレクトリで分割すれば、1,000URL以上あるホームページのXMLサイトマップも作れるはずです。

changefreqやpriorityは設定不要

XMLサイトマップには、更新頻度(changefreq)やクロール優先度(priority)、最終更新日(lastmod)を指定する事ができます。

GoogleのGary Illyes(ゲイリー・イリェーシュ)が2017年にTwitterで発言した内容から、Googleは最終更新日(lastmod)は「正確なら」使う可能性があるそうですが、更新頻度(changefreq)やクロール優先度(priority)は無視していると考えて良さそうです。


Gary “鯨理” Illyes:lastmodは正確なら使うと思う。

サイトマップに関するGoogleのヘルプ記事でもクロール優先度(priority)は使用していない事がはっきり書かれています。

現在、Googleでは<priority>属性を使用していません。
引用:サイトマップの作成と送信 – Search Console ヘルプ

更新頻度(changefreq)に関する記述はありませんが、ヘルプ記事のサンプルコードにも記載されていない事から、priorityと同様に無視しているのではないかと推測できます。

XMLサイトマップ作成ツール

sitemap.xml Editor以外にも、有料ですが150万URLまで作成できるツールや、URLを入力してXMLサイトマップを作成するツールなどがあります。

XML-Sitemaps

XML-Sitemaps
XMLサイトマップ作成ツールとしては、2005年からある老舗のサービスです。英語表記ですが特に難しい設定は必要なく、URLを入力して「Start」をクリックするだけで、XMLサイトマップを作成してくれます。
無料版では500URLまでですが、月$3.49(400円くらい)で150万URLまでのXMLサイトマップを作れます。

サイトマップXML自動生成ツール

サイトマップXML自動生成ツール
1,000URLまでの制限付きです。無料で利用するには、リンクを設置しなくてはいけないので、法人ユーザーの方には少しハードルが高いですね。

ただ手動でURLを入力するタイプのツールがあり、1,000URL以上のXMLサイトマップも作れるようです。
手動ツールの場合はリンクは任意のようですので、URLの一覧がある場合にはこのツールを使ってみてもいいかもしれませんね。

FC2サイトマップ

FC2サイトマップ
URLを入力するだけのシンプルな、無料サイトマップ作成ツールです。
GoogleやYahoo!にインデックスされているかどうか確認する機能もありますが、ページ数が多い場合にはインデックスの登録状況を調査するチェックを外してサイトマップの作成をした方がいいです。
他のサイトマップ作成ツールに比べると、URLを取得する精度はあまり高くない印象です。

WordPressのプラグインでXMLサイトマップを作る方法

WordPressのSEOプラグイン「All In One SEO Pack」と「Yoast SEO」は、どちらもXMLサイトマップを作成する機能があります。
XMLサイトマップ作成専用のプラグインもありますが、どちらかのSEOプラグインをインストールしていれば専用プラグインは不要です。

WordPressが自動で出力するRSSフィードをそのままサイトマップとして利用する事も可能ですので、その設定方法も解説します。

All In One SEO PackでXMLサイトマップを作る

XMLサイトマップ機能をONにする

①「機能管理」をクリック
②「Activate」をクリック

XMLサイトマップの設定

XMLサイトマップに含めるページを選択します。
①「XMLサイトマップ」をクリック
②「メディア・添付ファイル」のチェックを外す
③「フォーマット」のチェックを外す
④「タグ」のチェックを外す

XMLサイトマップのURLを確認する

①「All In One SEO」内の「XMLサイトマップ」をクリック
②「view your XML sitemap」をクリック

参考:プロが判定!WordPressのSEOおすすめプラグインとSEOを強化する5つの設定

Yoast SEOでXMLサイトマップを作る

Yoast SEOは標準でXMLサイトマップ機能がONになっています。

XMLサイトマップのURLを確認する

①SEO内の「全般」をクリック
②「機能」タブをクリック
③XML sitemaps横の「?」をクリック
④「See the XML sitemap」をクリック

参考:プロが判定!WordPressのSEOおすすめプラグインとSEOを強化する5つの設定

RSSをサイトマップとして使う

WordPressが自動で出力するRSSフィードをXMLサイトマップの代替として使う事もできます。
ただし、RSSフィードは最新記事を10件出力するようになっていますので設定を変える必要があります。

RSSフィードの出力件数を変える方法

①「設定」>「表示設定」をクリック
②「RSS/Atomフィードで表示する最新の投稿数」を「9999」に設定

ただしこの方法だと常にRSSフィードには全記事(9,999件)が配信されますので、RSSの初回読み込み時に時間がかかるなど「RSSを利用している人」が不便に思うかもしれません。
やはりXMLサイトマップを別で作る方が良いでしょう。

テキストエディタでXMLサイトマップを作る

XMLサイトマップは簡単な文法で作られています。文法さえ知っていれば、テキストエディタでも作成する事ができます。
独自のシステムでXMLサイトマップを作る場合には、ここで解説する文法や注意事項を参考にしてください。

XMLサイトマップの文法と注意点

XMLサイトマップは以下のような文法で書きます。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
  <urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9">
    <url>
      <loc></loc>
      <lastmod>2018-10-31</lastmod>
    </url>
    <url>
      <loc>/magazine/</loc>
      <lastmod>2018-11-5</lastmod>
    </url>

  <!-- <url>~</url>をURLの数だけ繰り返します -->

  </urlset>

「<loc>~</loc>」にはXMLサイトマップで送信するURLを設定します。
「<lastmod>~</lastmod>」にはそのURLの正確な更新日時を「yyyy-mm-dd」の形式で設定します。
「<url>~</url>」はURLごとに繰り返します。

XMLサイトマップを作る時の注意
  • ひとつのXMLサイトマップファイルに記載できるURLは50,000URLまで。それ以上のURLをGoogleに送信するときには、別ファイルに分割します。
  • XMLサイトマップは圧縮していない状態でファイル容量が50MBまで。といってもテキストデータで50MBを超える事は考えにくいですが。
  • 存在しないURLをXMLサイトマップに含めないようにします。
  • XMLサイトマップはUTF-8エンコードで保存します。

サイトマップインデックスを作る

XMLサイトマップを複数に分割した場合、すべてのファイルをサーチコンソールに登録するのは面倒です。
その場合、「サイトマップインデックス」を作ってそのインデックスファイルをサーチコンソールから登録すれば簡単です。

サイトマップインデックスは以下のように書きます。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
  <sitemapindex xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9">
    <sitemap>
      <loc>/sitemap-1.xml</loc>
      <lastmod>2018-11-6</lastmod>
    </sitemap>
    <sitemap>
      <loc>/sitemap-2.xml</loc>
      <lastmod>2018-11-6</lastmod>
    </sitemap>
  </sitemapindex>

「<loc>~</loc>」にはXMLサイトマップのURLを設定します。
「<lastmod>~</lastmod>」にはXMLサイトマップの更新日を「yyyy-mm-dd」の形式で設定します。

画像・動画をXMLサイトマップに追加

ページに利用されている画像や動画もXMLサイトマップに追加して、Googleのインデックス登録を促進させることができます。
動画は検索結果に表示される場合もあるため、動画を配信しているホームページは追加しておくと良いでしょう。

画像用のXMLサイトマップ

参考:画像サイトマップ – Search Console ヘルプ

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9" xmlns:image="http://www.google.com/schemas/sitemap-image/1.1">
  <url>
    <loc>/</loc>
    <image:image>
      <image:loc>/image.jpg</image:loc>
    </image:image>
    <image:image>
      <image:loc>/photo.jpg</image:loc>
    </image:image>
  </url> 
</urlset>

動画用のXMLサイトマップ

参考:動画サイトマップとサイトマップの代わり – Search Console ヘルプ

<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9"
        xmlns:video="http://www.google.com/schemas/sitemap-video/1.1">
   <url>
     <loc>http://www.example.com/videos/some_video_landing_page.html</loc>
     <video:video>
       <video:thumbnail_loc>http://www.example.com/thumbs/123.jpg</video:thumbnail_loc>
       <video:title>夏のステーキの焼き方</video:title>
       <video:description>アルキスがいつでも完璧にステーキを焼く方法を紹介します
         </video:description>
       <video:content_loc>
           http://streamserver.example.com/video123.mp4</video:content_loc>
       <video:player_loc>
         http://www.example.com/videoplayer.php?video=123</video:player_loc>
       <video:duration>600</video:duration>
       <video:expiration_date>2021-11-05T19:20:30+08:00</video:expiration_date>
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       <video:publication_date>2007-11-05T19:20:30+08:00</video:publication_date>
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          info="http://www.example.com/users/grillymcgrillerson">GrillyMcGrillerson
       </video:uploader>
       <video:live>no</video:live>
     </video:video>
   </url>
</urlset>

まとめ

XMLサイトマップは、Googleのインデックスを促進するだけでなく、SEOの問題発見にも重要だという事がお分かり頂けたかと思います。
「ひと手間」かかりますが、ぜひ作成してサーチコンソールからGoogleに送信しておきましょう。

まとめると…
  • XMLサイトマップは無料で作れる。
  • WordPressno場合はプラグインかRSSをサイトマップとして利用する。
  • 「lastmod」は正確ならばGoogleは参考にするかもしれない。「priority」「changefreq」は不要。
  • ひとつのサイトマップには50,000URL、50MBまで。
  • サイトマップを分割するときはサイトマップインデックスを作成すると便利。
  • 画像、動画もサイトマップに含めることができる。

この記事を書いた人

井上 憲作

1975年生まれ。PCパーツの通販サイト管理者から、大手インターネット広告代理店にて、100社以上のコンサルティングやSEO施策に従事したのち、2018年に独立。趣味はスキューバダイビング。

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