
カスタムレポートの作成方法
カスタムレポートとは、Googleからのアクセスで使用されているキーワードの一覧など、標準レポートではアドバンスフィルタなどを使用して確認するデータをレポートと […]
- 2012/11/18
- 2012/11/18
カスタムレポートとは、Googleからのアクセスで使用されているキーワードの一覧など、標準レポートではアドバンスフィルタなどを使用して確認するデータをレポートとして保存しておく機能です。
こういった「必要なデータのみに絞り込むのは少し手間がかかる」といったデータを、カスタムレポートで作っておく事で、アクセス分析の手間が減らせるので効率的です。
カスタムレポートとマイレポートの違い
マイレポートのウィジェットもフィルタなどで表示するデータのカスタマイズができますが、基本的に表示できる指標は、一つのウィジェットに一つのみです。
一方カスタムレポートでは、最大25個の指標を表示する事ができます(フラットテーブル形式の場合)ので、より幅広い分析ができると言えます。
またカスタムレポートでは、アドバンスフィルタなどを使って、さらにデータを絞り込む事もできますので、より詳細な分析が手軽にできるとも言えるかと思います。
カスタムレポートの作成方法
カスタムレポートは、標準レポートをカスタマイズして保存する方法と、ゼロから作成する方法の2種類の方法があります。
例として「Googleからの流入キーワードの一覧」というレポートを作成してみます。
標準レポートをカスタマイズして作成する方法
標準レポートから「トラフィック > 検索 > オーガニック検索」を開き、レポート上部にある「カスタマイズ」のリンクをクリックします。
今開いていた標準レポートの設定が入っている状態で、カスタマイズレポートの設定画面が開きますので、作成するカスタムレポートに適当な名前をつけます。
参照元がgoogleのみのデータになるようにフィルタを追加し、保存ボタンをクリックしてカスタムレポートを保存します。
ゼロからカスタムレポートを作成する方法
画面上部のタブから「カスタムレポート」を選択して、「+新しいカスタムレポート」をクリックします。
カスタムレポートの作成画面が開きますので、まず作成するレポートに適当な名前をつけましょう。
指標グループの欄から、レポートで表示する指標を選びます。ここでは「訪問数」と「ページビュー」「直帰率」を表示させるように設定します。
指標とは「表の列」の項目名に相当するものです。ディメンションの設定を行います。流入キーワードの一覧を表示させるので、ディメンションには「キーワード」を選択します。
ディメンションとは「表の行」の項目名に相当するものです。最後にGoogleのみのデータになるように、フィルタを設定して保存ボタンをクリックします。
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標準レポートをアドバンスフィルタで絞込んだレポートが常に必要であれば、カスタムレポートとして作成しておくことでアクセス分析の効率が上がります。
しかし、指標だのディメンションだのフィルタだの言われても、いきなり使いこなせるようになるものでもありません。
一度作成したカスタムレポートの設定を修正する事もできますので、まずはいろいろと設定を変更してみて、カスタムレポートの作成に慣れていきましょう。