
アナリティクスのトラッキングコードをページに設置する方法
Googleアナリティクスのトラッキングコード(タグ)を取得する方法、ページの設置場所についてご紹介。トラッキングコードを設置した後、データが受信できているかどうか確認する方法もご紹介。
- 2016/11/24
- 2012/11/4
Googleアナリティクスは「ビーコン型」というタイプのアクセス解析ツールです。ビーコン型のアクセス解析ツールとは、各ページに設置されたコードからJavaScriptによってシグナルを発信してアクセス数をカウントする方式のことです。
そのため、GoogleアナリティクスにWebサイトを登録したら、実際にアクセスを計測するためのコード「トラッキングコード」を管理画面から取得して、各ページに貼りつける必要があります。
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トラッキングコードとは?
Googleアナリティクスなどのビーコン型のアクセス解析ツールでは、ページ中に設置したコードをWebサーバーが読み込んだとき(ページにアクセスしたとき)、設置したタグ内のJavaScriptが読み込まれて、アクセス情報を集計するサーバーにイメージリクエストを発信して、データを収集します。
そのため、トラッキングコードは、アクセス数を集計したいすべてのページに設置する必要があります。
テンプレートで一気に設置できるWordPressなどのCMSを使っている場合を除いて、基本的に1ページ1ページ手作業で設置をしていく必要があります。
トラッキングコードを設置していないページのアクセス数は計測されませんので、設置漏れなどがないように注意しましょう。
トラッキングコードを取得する方法
Googleアナリティクスの登録が完了すると、トラッキングコードが表示される画面に遷移しますが、後からトラッキングコードを取得する事もできます。
Googleアナリティクスのトラッキングコードを取得する方法をご紹介します。
Googleアナリティクスにログインしたら、画面右上の「アナリティクス設定」をクリックします。
「プロパティ」からアクセス解析をするWebサイトを選択します。
「トラッキング情報」をクリックした後、「トラッキングコード」をクリックします。
ページに設置するトラッキングコードが表示されますので、コードをコピーします。
ホームページにコードを設置する場所
トラッキングコードは、ページの</head>の直前に設置します。
違う場所に設置してしまったとしてもGoogleアナリティクスでアクセス数をカウントすることはできるはずですが、計測漏れなどが発生しないとも限りませんので、Googleから指定された位置にトラッキングコードを設置しましょう。
また、トラッキングコードの設置されていないページの計測はできません。
計測したいすべてのページにトラッキングコードが設置されているか確認しておきましょう。
WordPressでトラッキングコードを設置する場合
WebサイトをWordPressで運用している場合、ヘッダーテンプレート(header.php)に設置すれば、すべてのページで反映されます。
「外観」メニューの「テーマの編集」を選び、ヘッダーテンプレートを修正します。使用するテーマファイルにもよりますが、header.phpには書かれているコードの量も多いので、Ctrl+Fを使ってページ内検索をして</head>を探すといいでしょう。
アクセス情報を取得できているか確認する方法
トラッキングコードをWebサイトに設置すると、その瞬間からアクセス数のカウントが始まります。
本当にアクセス数がカウントされているかどうかを確認するには、トラッキングコードを設置した後、先ほどのトラッキングコードをコピーした画面の上部に表示されるステータスを確認します。
問題なくアクセスがトラッキングされていると、画面の上部に「データを受信しています」と表示されます。
トラッキングコードを設置した翌日にデータを受信できているか確認しておきましょう。
また、Googleアナリティクスの「リアルタイム」レポートでも、トラッキングコードが正しく設置されているかを確認することができます。
トラッキングコードを設置したURLにアクセスし、リアルタイムレポートを確認してみてください。
正しく設置されていれば今アクセスしている自分のアクセス数が表示されるはずです。
(Chrome拡張機能の「Google Analytics オプトアウトアドオン」などを使用している場合を除く)