
特定のページを見たコンバージョン数を調べる方法
Googleアナリティクスを使って、あるページを見たCV数を調べる方法を解説。イベントページを閲覧してからコンバージョンしている数を調べたりといった使い方ができます。
- 2018/9/22
- 2016/11/3
Google Analyticsを使って、特定のページを見た後にコンバージョンした数を調べる方法を解説します。
どんな事が分かるのか?
例えば、a.html、b.html、c.htmlというページがあり、コンバージョンは2件発生していたとします。「a.htmlとb.htmlを見て購入した場合」、「a.html、b.html、c.htmlすべてのページを見て購入した場合」の2つのパターンで購入されている場合があるとします。
図にすると下のような感じです。
このページでご紹介する方法を使うと、a.htmlを見てコンバージョンしている数は何件なのかといった事が分かります。
記事ページを閲覧して購入に至ったコンバージョン数を調べたり、商品の説明ページを閲覧して購入に至ったコンバージョン数を調べたりする事ができます。
何ページかの結果を見比べることによって、ページの情報を増やす、デザインを変更するなどの改善のためのアイデアが湧いてくるはずです。
セグメントで条件を設定する
a.htmlを見てコンバージョンしている数を知りたい場合は、セグメントの条件で指定します。
レポート画面上部の「+セグメント」をクリックして、セグメントの設定画面を表示し、「+新しいセグメント」をクリックします。
左メニューから「条件」をクリックします。
条件欄をクリックして「行動」の中にある「ページ」を選びます。虫眼鏡のアイコンが表示されているテキストボックスで検索すると楽です。
右側のテキストボックスにURLをドメイン名以降の最初の/から入力します。https://lblevery.com/sfn/attract/wmt/を見たという条件にする場合には、/sfn/attract/wmt/と入力します。
右側にある「AND」のボタンをクリックします。
対象となる目標の完了数を条件に設定します。検索ボックスで「完了」と検索すると楽です。目標を複数設定している場合、間違えないようにしましょう。
右側のテキストボックスに「0」を入力し、演算子は「>」を指定します。
このセグメントに名前をつけたら「保存」ボタンをクリックします。
これで「特定のページを見ていて、目標完了数が0以上のセッション」というセグメントができました。
集客レポートでコンバージョン数を確認する
セグメントを変更し集客レポートを確認すれば、特定のページを見てコンバージョンしている数は何件なのかが分かります。
新しいセグメントを作成すると、そのセグメントが選ばれている状態になっているはずです。セグメントの設定部分で、先ほど登録したセグメント名が表示されていることを確認したら、次のステップに進みます。
「集客 >すべてのトラフィック > チャネル」をクリックして、レポートを表示します。
表部分の右側でコンバージョンを先ほどセグメントで設定したコンバージョンに合わせます。目標設定が1つしかない場合には「すべての目標」でも大丈夫です。
集計部分に表示されている数が、特定のページを見てコンバージョンしている数です。
「すべてのユーザー」などの別のセグメントが選択されている場合は、以下の手順で作成したセグメントを選びます。
作成したセグメントを選ぶ方法
レポート画面上部の「+セグメント」をクリックして、先ほど設定したセグメントを選びます。右側の「セグメントを検索」ボックスに先ほど作成したセグメントの名前を入力して検索すると便利です。
セグメントを選んだ時、元々設定されていたセグメント(すべてのユーザーなど)を外すことを忘れないようにしましょう。
この方法は、1ページ1ページURLを指定しながら調べる必要がありますので、ある程度仮説を立てて調査するページを絞り込んで行うのが良いでしょう。