
iWebで作成したホームページのデータを他人に渡す方法
Webでは複数のホームページを作成・管理する事もできます。さらに、このデータを他人に渡す一番簡単な方法は、「サイト」を分けてフォルダに公開する事です。 「フォル […]
- 2016/5/7
- 2009/7/7
Webでは複数のホームページを作成・管理する事もできます。さらに、このデータを他人に渡す一番簡単な方法は、「サイト」を分けてフォルダに公開する事です。
「フォルダに公開」を選ぶと、指定したフォルダにHTMLファイルが書き出されますので、あとはこのHTMLを手渡せば良いのです。
渡す相手がiWeb以外のホームページ作成ソフトを使っている場合
渡す相手がiWeb以外のホームページ作成ソフトを使っている場合は、出力したHTMLファイルを渡しましょう。
iWeb’09以降ですが、サイトごとにホームページの公開場所を別に設定できます。
自分のホームページはMobilemeに公開し、友人用のホームページは、「フォルダに公開」で、HTMLファイルとして書き出すということも可能です。
渡す相手がiWebを使っている場合
HTMLファイルを渡す方法だと、書き出したファイルは普通のHTMLファイルですので、再度iWebに読み込んで編集する事は出来ません。
データを渡した人が、iWebでホームページの更新を行う場合には、これでは困ってしまいます。
そこで、こういったiWebで作成したホームページのデータを、iWebで開ける状態のまま渡すときには、「Domain」ファイルを渡す様にすれば良いのです。
このDomainファイルとは、iWebで作成したホームページの素材などが一式入っているパッケージファイルで、下記のフォルダに保存されています。
ホームフォルダ > ライブラリ > Application Support > iWeb
Domainファイルの中には、作成したホームページで使った素材などもすべて入っています。
このDomainファイルを渡された人は、自分のMacの上記のフォルダに、Domainファイルをコピーして、iWebを起動するだけでDomainファイルが自動的に読み込まれて、ホームページの編集も問題なく行えます。
友人・知人に頼まれて、iWebでホームページを作成しようとしている人は、この方法でデータの受け渡しをしてください。
また、iWebで作成したホームページのデータをバックアップしたいときも、このDomainファイルさえバックアップすればOKです。
iWebについて
iWebは2011年7月に公開されたバージョン3.0.4以降、アップデートされておらず、最新のOSX環境で正常に動作するか分かりません。
そのため、MacでWebサイトの作成をする場合は、有料で販売されているソフトか、WordPressなどのCMSを利用されることをお勧めします。
WordPressの導入から基本的な使い方、プラグインの活用、テーマのカスタマイズまで、WordPressの使い方全般をまとめています。
無料で利用できるホームページ作成ソフトには、オープンソースのKompozerもありますが、こちらのソフトも2011年以降バージョンアップしておらず、最新環境で正常に動作するか分かりません。