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【法人・個人向け】レンタルサーバーの選び方ガイド

レンタルサーバーは月額料金の安さだけで選ぶと、後で痛い目にあうかも。エラー発生確率の低さや運用の柔軟性、サーバー運営コストにも目を向けて最適なサーバーを選びましょう。

  • 2016/9/4
  • 2016/9/4

目次

レンタルサーバーを選ぶ時のポイントは「速さ」

レンタルサーバーを選ぶ時にもっとも重要なポイントは「速さ」です。サーバーのハードウェアとしてのスペックもありますが、サーバーとインターネットを接続している回線の速度や、サーバーへ同時にアクセスできる数などが重要なポイントです。

グローバル回線の速度

グローバル回線とは、サーバーとインターネットを結ぶ回線のことを指します。プランの詳細には「100Mbpsベストエフォート」といった形式で表示されています。

bpsとは1秒間に何ビット(bit)のデータを転送できるかを表すもので、100Mbps(100メガbps)であれば、1秒間に100メガビットのデータを転送できることを示しています。

ここで注意したいポイントは、ビットという聞きなれない単位。1ビット=1バイトではないので、100Mbpsは1秒間に100MB(メガバイト)のデータを転送できるわけではありません。

100Mbpsで1秒間に何バイトのデータを転送できるのかを調べるには、ビットをバイトに換算する必要がありますが、難しい計算は必要ありません。
1バイト=8ビットですので、単純に8で割ればいいのです。

100 / 8 = 12.5ですので、100Mbpsで転送できるデータ量は12.5MB(メガバイト)になります。

ベストエフォートとは最大限努力した時の理論値という意味で、確約されたものではありません。そのため、「100Mbpsベストエフォート」と書かれていた時は「最大で1秒間に12.5MBのデータを転送できる回線速度」という意味です。

グローバル回線の速度は100Mbpsで足りる?

グローバル回線がどのくらいの速さを持っていればいいのか計算するには、回線が耐えられる容量を1ページあたりのデータ量で割れば求められます。

例えばこのサイトのトップページのデータ量は約50KB(キロバイト)です。1MB=1,024KBですので、100Mbpsの回線の場合は12,800KB(12.5 x 1,024) / 50 = 256となり、1秒間に256ユーザーのアクセスまで耐えられます。(計算上の理論値です)

SNSでバズった時には耐えられない可能性がありますが、1秒間に50PVあった場合で1日のPV数は200万PV〜300万PVになるはずですので、100MbpsベストエフォートでほとんどのWebサイトが問題の起きない回線速度だと思います。
(1秒間50PV x 60(秒) x 60(分) x 16(時間) = 2,880,000)

1Gbps(1,000Mbps)あれば、SNSでバズった時でも503エラー(サービス利用不可エラー)が起きることは無いと思います。

サーバーへの同時アクセス数

共有サーバーなどの月額料金の安いサーバーでは、同時にアクセスできる数が決められている場合があります。

これは、サーバーへの異常な負荷が、同じサーバーを使っている他のユーザーへ影響しないように設定されているものです。
グローバル回線の速度とは関係なく、同時アクセス数の上限に達すると503エラー(サービス利用不可エラー)が発生してしまいます。

さくらインターネットでは急激なアクセス数の増加に、一時的に対応するリソースブーストの機能(http://www.sakura.ne.jp/resourcesboost.html)がありますが、効果は限定的です。


個人で運営するWebサイトでは大きな問題にならなくても、Webサイトが収益の中心になっている企業の場合、Webサイトの表示が遅くなる、アクセスできなくなるというのは致命的な問題に発展する可能性があります。

法人のレンタルサーバー選びでは、特に速度の部分はよく検討して選ぶようにしましょう。

レンタルサーバーのプランの違い

レンタルサーバーには、価格の安い共有サーバープランから、価格が高い戦友サーバープランなど、様々なプランが用意されています。

まずはそれぞれのプランごとに、どんな違いがあるのかメリット・デメリットにはどんなものがあるのか、どんなWebサイトがどのプランに最適なのかを解説します。

共有サーバープラン

共有サーバーは、1台の物理サーバーを複数のユーザーで共有するプランです。例えるなら、様々な人が住んでいるマンションやアパートのようなものです。

1台のサーバーをたくさんのユーザーで共有する事によって、月額料金を安くおさえているのが特徴です。

共有サーバーのメリットとデメリット

メリット1:月額料金が安い
共有サーバーの最大のメリットは、価格が安いことです。缶ジュース1本分くらいの月額料金で利用できるサーバーもあり、そのコスト負担は個人でも十分に耐えられるものです。

メリット2:すぐにサーバーを利用できる
Webサーバーやメールサーバー、データベースなどのソフトウェアがインストールされていますので、申し込んだらすぐにサーバーを利用することができます。


デメリット1:自由度が低い
WordPressやMovable Typeなどの有名なソフトウェアをインストールして利用することはできますが、物理サーバーの設定を変更する必要があるソフトウェアなどはインストールして利用することができません。

また、PHPなどプログラムのバージョンも固定されており、勝手に最新の環境にアップデートすることはできません。

デメリット2:他のユーザーの影響を受けやすい
1台の物理サーバーを共有して使うという仕組み上、同じサーバーを利用している他のWebサイトで急激にアクセスが増加するなど、サーバーの負荷が高まるとその影響でWebサイトの表示が遅くなったりする事もあります。

デメリット3:急激なアクセス増加に耐えられない
共有サーバーは、SNSなどでバズった時などの急激なアクセス増加に耐えられず、サーバーが503エラー(サービス利用不可エラー)を返してしまうことがあります。
共有サーバーは、多数のユーザーが1台の物理サーバーを利用するため、特定のユーザーの影響ができるだけ他のユーザーに影響を与えないよう、サーバーへの同時アクセス数が厳しく制限されていることが原因です。

また、サーバーとWebサイトを閲覧しているユーザー間の、データ転送量にも上限が設けられていることがほとんどです。
もし一時的なアクセス数増加により、決められた転送量を超えてしまうと、それ以降はWebサイトへのアクセスができない状態が続いてしまうリスクもあります。

共有サーバープランに適しているWebサイト

共有サーバーは価格が安い反面、自由度が低く急激なアクセス増加にも耐えられませんので、テキスト情報が中心の企業サイトや規模の小さなサービスサイトなどでの利用が適しています。

ただ今は、個人が運営しているWebサイトであってもSNSを経由して急激なアクセス数増加などもありえます。

ブログやコンテンツマーケティングを行うWebサイトを運営するなら、共有サーバー以上のプランを利用するか、若干月額料金は高くなりますが、ある程度急激なアクセス増加に耐えられるエックスサーバーなどの利用を検討しましょう。

専用サーバープラン

専用サーバープランは、1台の物理的サーバーを専有して使えるプランで、サーバー上で何でもできるroot権限が使えますので非常に自由度が高く、処理速度も高速です。

ただし、サーバーの保守やメンテナンスなどもユーザーが行う必要があり、社内に専門のスキルを持ったチームが必要になるデメリットもあります。

専用サーバーのメリットとデメリット

メリット1:パフォーマンス(処理速度)が速い
1台の物理サーバーをまるごと使えますので、そのサーバーのスペックを1ユーザーで占領することができます。
総じて専用サーバーのスペックが高いこともあり、処理速度が速く快適なWebサイトを構築することが可能です。

メリット2:どんなソフトでもインストール可能
専用サーバープランでは、サーバー上で何でもできるroot権限がユーザーに付与されます。root権限は、インストールされているOSを消去する命令も出せるほど強力な権限です。

そのため、共有サーバーではインストールできなかったソフトウェアや、独自に開発したソフトウェアなどのインストールも可能です。

もちろん、PHPなどのプログラムを最新バージョンにアップデートする事もできます。

メリット3:他のユーザーの影響を受けない
専用サーバーは、自分以外のユーザーは利用しませんので、他のユーザーのWebサイトにアクセスが集中したとしても影響を受けません。

ただし専用サーバーでもネットワークは共用で、100Mbpsのベストエフォート回線を使っているサービスが多いので、一時的なアクセス数の増加によって503エラーが発生してしまう可能性は考えられます。

会社によっては、専有回線やより帯域の広い回線へのオプションを用意している場合がありますので、もし標準の帯域で足りない場合にはアップグレードを検討しましょう。


デメリット1:価格が高い
専用サーバープランは他のどのプランよりも月額料金が高額です。

デメリット2:社内にサーバー管理のスキルを持ったチームが必要
専用サーバープランは何でもできる反面、サーバーのセキュリティパッチの適用などの保守管理もすべて自社で行う必要があります。

素人がネットの情報を頼りに作業できるようなものでもありませんので、サーバー管理のスキルを持ったチームが社内に必要になります。
(スキルを持った人が一人ではその人が休暇の時に対応できませんので、数人のチームが必要です)

社内にそういったスキルを持ったスタッフがいない場合には、サーバー会社の保守管理を任せることができるマネージドプランを検討しましょう。

デメリット3:すぐにサーバーを利用することができない
専用サーバープランでは、申し込みがあってからサーバーの準備をしますので、サーバーを利用できるようになるまでに数営業日かかります。

標準プランであれば即日利用できる場合もありますが、サーバーのハードウェアの構成を変えたり、ネットワークを帯域の広い回線に変更したい場合は余裕を持って申し込みをする必要があります。

専用サーバープランに適しているWebサイト

専用サーバーはそのパフォーマンスの高さから、大規模なECサイトや容量の大きな動画を配信するWebサイトに適しています。

ただ、一般的なECサイトであれば、専用サーバーよりも安価で、共有サーバーよりもパフォーマンスが高いVPSサーバーの方が適している場合もありますし、サーバー管理が自社内で難しい場合には、管理を代行してもらえるマネージドサーバーも検討するべきです。

マネージドサーバープラン

マネージドプランは、専用サーバーのroot権限をサーバー会社に預けて、サーバーの保守・管理を代行してもらうプランです。

OSやソフトウェアのセキュリティパッチの適用や、負荷の監視といったサーバー運用業務を任せる事ができますので、Webサイトやサービスの運営に集中する事ができるプランです。

マネージドサーバープランのメリットとデメリット

メリット1:専用サーバーのメリットをほとんど持っている
マネージドサーバープランは、多くの場合専用サーバーが提供されますので、その処理速度は高速で他のユーザーの影響は受けません。

専用サーバーのメリットをほとんど持っていると考えていいでしょう。

メリット2:サーバー管理を任せる事ができる
専用サーバーにないメリットは、サーバー管理業務をサーバー会社に任せる事ができることです。

メールアカウントの作成やWebサイトの公開なども、専用のコントロール画面で操作できるサービスも多く、共有サーバーと同じような気軽さで専用サーバーを利用することができます。


デメリット1:月額料金は専用サーバーよりも高い
マネージドサーバーの月額費用には、サーバーの保守・管理費用が含まれますので、専用サーバーよりも月額料金は高くなります。

しかし、社内にサーバー管理者を置くよりは安上がりです。

デメリット2:特殊なサーバー管理を任せられない場合もある
サーバー会社で行うサーバーの保守・管理業務はごく一般的なものです。
Webサーバーやメールサーバーなどを一般的な構成で利用する場合は問題ありませんが、特殊な作業が必要になる場合、まれにサーバー会社では対応できないことも考えられます。

マネージドサーバーでどんなサービスを運営するのか、どんな管理が必要になるのか、電話などで問い合わせをして確認しておきましょう。

マネージドサーバーに適しているWebサイト

マネージドサーバーは、専用サーバーを利用するような大規模ECサイトなどで、サーバー管理まで自社内で行うのが難しい場合に適しています。

多くの企業でサーバー管理の専任者を置くことは難しいと思いますので、大規模サイトを運営する場合には、まずマネージドサーバーを検討するのが良いと思います。

VPSサーバープラン

VPSとはVirtual Private Server(仮想専用サーバー)の略で、1台の物理サーバー内に複数の仮想環境を作成し、それぞれの仮想環境でOSが動作するサーバーです。

1台の物理サーバーを複数ユーザーで共有する点は共有サーバープランと同じですが、仮想環境で動作するOS同士はそれぞれ干渉することはなく、それぞれのOSごとにCPUやメモリなどのハードウェアの性能も確保されますので、他のユーザーの影響を受けたりすることは基本的にありません。

VPSサーバープランのメリットとデメリット

メリット1:専用サーバー並みの自由度の高さで価格が安い
VPSサーバープランは、root権限がユーザーに付与されますので、物理的なハードウェアの設定を変更しない限り、専用サーバー並みの自由度の高さが確保されています。

root権限がユーザーにありますので、共有サーバーでは利用できないソフトウェアをインストールしたりすることも可能です。

また、1台のサーバーを複数のユーザーで使うため、月額料金は専用サーバープランよりも安く設定されています。

メリット2:CPUやメモリなど使用できるリソースが保証される
仮想環境ごとに使用できるCPUパワーやメモリが確保され、仮想環境同士で干渉することはありません。

専用サーバーと同等の処理速度が確保できるわけではありませんが、共有サーバーよりもはるかに処理速度は速く、負荷のかかる作業でも問題なく行うことができます。

メリット3:申し込んですぐにサーバー構築を始めることができる
専用サーバーの場合は、サーバーの準備ができるまで数営業日かかるのが一般的ですが、VPSサーバープランは、仮想環境を用意すればすぐにサービスを提供できるので、申し込みをしてすぐに利用することが可能です。


デメリット1:物理サーバーの設定変更ができない
VPSサーバーは仮想環境で動作するので、物理サーバーの設定を変更することはできません。物理サーバーの設定変更ができないことがどこまでデメリットになるか分かりませんが、一般的な用途であればデメリットになることはないでしょう。

デメリット2:共有回線の場合、他のユーザーの影響を受けてしまう可能性がある
VPSサーバーは、CPUやメモリなどのサーバーリソースが保証されていますが、VPSサーバーとインターネットを結ぶグローバル回線は共有する事になります。

そのため、同じサーバーを利用しているユーザーの通信量が急激に増えると、その影響でグローバル回線が混雑してしまい、最悪自社のWebサイトの表示が遅くなるなどの影響が出る可能性があります。

ただ、共有回線でも100Mbps以上の速度を持った回線であることが多いため、他のユーザーの影響が出てしまう可能性は共有サーバープランよりもはるかに低いと言えます。

VPSサーバーに適しているWebサイト

VPSサーバーは、共有サーバーでは不安だけど専用サーバーやマネージドサーバーを利用するほどコストをかけたくないという場合に適しています。

コストをおさえながら、Javaなどの共有サーバーでは利用できない環境も構築することができますので、特殊な用途でサーバーを利用する場合も最適な選択肢でしょう。

その他には、テスト環境用のサーバーとして利用することも考えられます。
本番用の環境は専用サーバーで構築して、テスト用環境は本番用と同じ環境を構築できるVPSサーバーを利用すれば、コストをおさえながらテスト環境を構築することができます。

クラウドサーバープラン

クラウドサーバーはVPSサーバーの進化版とも言えるプランで、サーバーの構成そのものはVPSサーバーと同じものですが、サーバーのスペックやネットワーク回線のアップグレードなどを柔軟に行うことができるプランです。

クラウドサーバープランのメリットとデメリット

メリット1:必要に応じた構成の変更が柔軟に対応できる
クラウドサーバーの場合、1時間単位でサーバースペックの増強やネットワーク構成の変更ができるサービスが多く、突発的なアクセス数増加などの負荷がかかっても、柔軟に対応することができます。

キャンペーンによる一時的なアクセス増加が見込まれる時でも、キャンペーン期間中だけサーバーのスペックを強化すれば良いので、そういった事が頻繁にあるWebサイトほどコストパフォーマンスが高くなります。

メリット2:サーバーの自由度の高さ
クラウドサーバープランで提供されるサーバーは基本的にVPSサーバーと同じ仮想サーバーです。そのため、VPSサーバーで構築できる環境は、クラウドサーバーでもすべて構築できると考えて問題ありません。

VPSサーバー同様、物理サーバーの設定が変更できない点はデメリットと考えられますが、サーバーの自由度は高いので、それほど問題になることもないと思います。


デメリット1:同スペックだとVPSサーバーより割高
クラウドサーバーのデメリットはその価格です。1時間単位でサーバーの構成変更などが柔軟に変更できる分、同じスペックのサーバーを比較するとその利用料金は割高になる傾向があります。

ただ、月額料金が割高になったとしても、キャンペーンなどによる一時期的な負荷の増加で生まれる機会損失の方が大きければ、クラウドサーバーを検討する必要があると思います。

クラウドサーバープランに適したWebサイト

クラウドサーバープランは、キャンペーンなどを頻繁に実施する規模の大きなWebサイトや、ソーシャルゲームの運用といった、アクセスによる負荷の変動が大きなサービスを運営する場合に適しています。

また、サービスをリリースして間もない頃など、サーバーにかかる負荷のレベルが読みきれない状況にも適しています。
クラウドサーバーサービスで急な負荷増大に対するバックアップを行いつつ、どの程度のサーバー環境が必要なのか情報収集して、安定稼働後にコストパフォーマンスの高い専用サーバーに移転するという使い方も考えられます。

企業がレンタルサーバーを選ぶ時のポイント

原則として月額料金の安いサーバーほど、安定性などの万一の際の対応力が低下します。
特にWebサイトから収益をあげている企業であるほど、サーバーの安定性の低さは致命的な問題に発展する可能性があります。

企業(法人)がレンタルサーバーを選ぶ際には、コストパフォーマンスの高さよりも、サーバーの安定性やバックアップ機能、セキュリティ機能などを重視して選ぶことをおすすめします。

サーバーの安定性

安定性で重要な点は、アクセス増加などの高負荷時でも503エラーが発生せずに、正常にWebサイトの閲覧やサービスの利用ができるかどうかです。

レンタルサーバーを選ぶ時のポイントは「速さ」でもご紹介した通り、共有サーバーではSNSでバズっただけでWebサイトにアクセスできなくなってしまうようなサービスもあります。

同じサーバーでECサイトとオウンドメディアを運用している場合など、オウンドメディアのアクセス増加によってECサイトのアクセスにも支障が出ることもあります。

もし共有サーバーを利用する場合は、他のサーバーに比べて月額料金は高くなってしまうものの、より高い負荷にも耐えられるエックスサーバーの利用がおすすめです。

SLA(品質保証制度)の設定があるかどうか

レンタルサーバーの会社の中には、SLA(品質保証制度)を設定して、サーバーの稼働率が100%以下になった場合に利用料金の返金をするとしている会社もあります。

サーバーの稼働率は以下のように計算します。

Webサーバー稼働率[%] =(総稼働時間[分]-障害時間[分])÷ 総稼働時間[分]×100

ただ、サーバー監視には幾つかのパターンがありますので、どのようにサーバーを監視するのか事前に調べておく必要があります。

システムで監視をするパターン

サーバーの稼働状況を専用のシステムで監視するパターンです。24時間365日常時監視されますので、万一の障害発生時にもスピーディーな対応ができます。

多くの場合、データセンターに常駐する専門スタッフによる有人監視と組み合わせて運用されています。

有人監視をするパターン

障害発生時にスピーディーな対応をするために、サーバーが格納されているデータセンターに監視員を配置してサーバーを監視するパターンです。

障害発生時にもすぐに対応することができますので、障害発生時間の短縮が期待できます。

利用者からの申請に基づいて調査するパターン

サーバーを利用する利用者が障害に気づき、その連絡を受けてから調査を開始するパターンです。
データセンターのコストが安くなる反面、障害発生から復旧までの時間が長くなってしまう可能性もあります。

レンタルサーバー会社のコスト負担が増えると、その分月額利用料金が高くなったりしますので、どの方法で監視するのが一番良いかは一概には言えません。
サーバーで運用するサービスの内容や、かけられるコストとのバランスなど、総合的に見て判断する必要があるでしょう。

バックアップ機能

どれだけ周到に準備していたとしてもサーバーの障害は発生してしまいます。
もし障害が発生したとしても、サーバーで保管されているデータが失われたりしないかどうかという点も重要なポイントになります。

レンタルサーバーが用意するサーバーのほとんどで、RAID0やRAID5といったサーバー障害時にデータ消失を防ぐような仕組みが導入されています。

それでも、大規模なデータ消失に至ったサーバー障害も過去発生しています。2012年に発生したファーストサーバの障害が有名な事件でしょう。

最終的には自分自身でバックアップを用意しておくなどの自己防衛が必要になりますが、レンタルサーバー側で、定期的な外部バックアップをするサービスもあります。

誤ってファイルを削除してしまったというような、ユーザーが原因の障害が発生しても、外部バックアップサービスがあれば安心です。

共有サーバーではこういったバックアップ機能を用意していない会社がほとんどですが、専用サーバーやマネージドサーバーであれば、無料で外侮バックアップサービスを利用できるプランもあります。

KAGOYAのように10GBまで無料で利用できる場合や、CTIのように容量無制限で利用できる場合もあります。

サーバーのセキュリティ

サーバーのセキュリティが重要な問題になるのは専用サーバーを利用している場合です。

サーバーで利用しているOSはもちろん、Webサーバーやメールサーバー、データベースサーバーなども日々アップデートが繰り返されています。

場合によっては深刻なセキュリティホール(セキュリティ上の重大な欠陥)が発見され、その修正パッチが配布されることもあり、セキュリティホールを潰さないままサーバーを利用することは非常に危険です。

専用サーバーの場合には、こういったセキュリティアップデートを自分たちの責任で実施する必要があります。

共有サーバーやマネージドサーバーなどでは、レンタルサーバーの会社がセキュリティアップデートの適用などを代行してくれますので、セキュリティという意味でもマネージドサーバーの方が運用が楽になるはずです。

個人がレンタルサーバーを選ぶ時のポイント

個人でレンタルサーバーを選ぶ時のポイントは、コストパフォーマンスが最優先されますが、企業の場合と同じくできるだけ503エラーの発生しないサーバーを選ぶことがポイントです。

また、個人でレンタルサーバーを利用する場合、専門的な知識がない方もたくさんいますので、管理画面が分かりやすいか、分かりやすいマニュアル類が揃っているか、電話・メールでのサポートが迅速かといった使い勝手の部分も重要になります。

コストパフォーマンスの高さ

個人がレンタルサーバーを選ぶ時には、コストの問題から共有サーバープラン一択になります。

月々200円程度で利用できるレンタルサーバーでも、用途によっては十分だと言えなくもないのですが、共有サーバーの中でもできるだけ速度が速く、503エラーが発生する可能性が少ないサーバーを選びたいものです。

モジュールPHPが利用できる

個人でレンタルサーバーを利用するほとんどの人の目的は、ブログを運営することだと思います。
ブログを運営する際にはWordPressを使うという人も多いはずです。

細かい説明は割愛しますが、WordPressはPHPを使ってページを生成しているため、PHPの動作速度がページの表示速度に直結します。

多くの共有サーバーでは、PHPはCGIモードと呼ばれる方法で動いていますが、CGIモードよりもPHPが高速で動く「モジュールPHP」が動作するサーバーを選ぶことで、少しでもページの表示速度を高めることができます。

管理画面の分かりやすさ

個人でレンタルサーバーを利用する場合、専門的な知識を持っていない方がほとんどです。そのため、WordPressのインストールやドメインの設定などがどれだけ分かりやすいかもレンタルサーバーを選ぶ時に重要なポイントになります。

エックスサーバーなどのよく利用されているレンタルサーバーでは、WordPressなどのCMSも、必要項目に入力してクリックするだけでインストールができるようになっています。


企業と個人ではレンタルサーバー選びのポイントは大きく異なります。
コスト面だけでなく、サーバーで運用するサービスの内容、保守・運用管理のコストまで含めて、総合的に最適なサーバーを選ぶようにしたいものです。

Webデザイン・プログラムスキルを身につけたい方におすすめしたいスクール

私もWebスキルを身につけるためにスクールに通いましたが、正直言って「趣味の講座レベルのスクール」が多く、実践的なスキルを身につける事ができるスクールは多くありません。

ただ全くの未経験ではWebを仕事にする事が難しいのも事実。そこでWebの実践的なスキルを身につけられるスクールをご紹介します。

スクールの価格は安くありませんので、まずは無料体験レッスンや無料カウンセリングで体験してみて、良さそうだなと思ったら本格的に取り組む方法をおすすめします。

Webスク(6か月のガッチリ型)

半年間、オンラインとオフラインのカリキュラムで「即戦力」と呼ばれるような人材になるためのスクール。業界の企業を見学するオフィスツアーやIT企業の人事担当との交流会など、現実的なキャリア形成のイメージを作れる機会があるのが良いです。

無料体験レッスンでは、キャリア形成の相談もできます。

WebCamp(1か月の集中型)

こちらは1ヶ月の短期集中型。と言っても、最初のカウンセリングを通してカリキュラムは個人ごとのオーダーメイドなので、自分の都合で学べるのが良いです。

このご時世、直接Web制作に携わらない部署の人もWebに関する知識は必要なので、社会人の方の受講も多いです。

CodeCamp(2〜6か月のカスタマイズ型)

現役エンジニア・デザイナーからマンツーマン指導が受けられるスクールです。内容的には他のスクールにひけはとらないにもかかわらず、オンラインのみなので価格が安いのが良いです。

新卒などの社内研修でも利用されているので、社員のスキルギャップに悩んでいる方にも良いかもしれません。

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