
Numbersのフォーマットバーの使い方
セル内の文字の大きさやセルの背景色をインスペクタパネルを使わずに操作できる、フォーマットバーの使い方を解説。
- 2016/12/3
- 2013/9/7
セル内の文字の大きさやセルの背景色などの設定は、基本的にインスペクタパネルを使って行います。
しかし、よく使う設定項目はいちいちインスペクタパネルから操作するのも面倒です。
そういった時の為に、Numbersにはよく使うフォーマットに関する設定項目がまとまっている「フォーマットバー」が用意されています。
フォーマットバーを表示させる方法
フォーマットバーはツールバーの真下に表示されているはずですが、環境によっては非表示になっている場合もあります。
非表示になっている場合には、「表示」メニューの「フォーマットバーを表示」を選択して、フォーマットバーを表示しましよう。
文字の設定
フォーマットバーの左側にセル内の文字に関する設定項目が集まっています。
- フォントの指定
- セレクトメニューでセル内のフォントの種類を設定する事ができます。
- 文字の装飾指定
- 太字(ボールド)や斜め文字(イタリック)などを設定する事ができます。
- 文字の大きさ
- セレクトメニューで文字の大きさを設定する事ができます。
- 文字の色
- 長方形のカラーボックスをクリックすると、文字色の選択ボックスが表示されます。
テキストの配置設定
文字の設定の右側に、セル内や図形内の文字の水平・垂直位置の設定項目が集まっています。
- 水平位置の設定
- セル内のテキストの水平位置を、右端、中央、左端、左右両端、書式による自動設定から選べます。
- 垂直位置の設定
- 垂直位置を、上端、中央、下端から選べます。
- テキスト折り返し
- チェックをいれておくと、セルや図形内の文字が折り返しで表示されます。
セルの書式設定
テキスト配置設定の右側に、セルや図形内の文字の書式設定の項目が集まっています。
- 小数点以下の2桁の数値
- 数値フォーマットを設定するボタンです。
- 通貨
- 通貨フォーマットを設定するボタンです。
- パーセント
- パーセンテージフォーマットに設定するボタンです。
- チェックボックス
- チェックボックスを挿入する為のボタンです。すでにセル内にテキストが入っている場合にこのボタンをクリックすると、そのテキストは消えてしまいます。
- その他のフォーマットを選択
- 日付などのボタンが用意されていないフォーマットを選択する事ができます。
- 小数点の桁数を増やす設定
- 小数点の桁数を増やす設定ボタンです。
- 小数点の桁数を減らす設定
- 小数点の桁数を減らす設定ボタンです。
枠線の設定
セルの書式設定の右側に、セルの枠線に関する設定項目が集まっています。
- セルのどの枠線を選択するかを選ぶ
- スタイルを修正する線を選ぶ為の項目です。
- 線のスタイルを選択
- 線の種類を、直線、破線などから選択できます。
- 線の幅を選択
- 線の太さを選択できます。
- 線の色を選択
- 線の色を選択するかボックスを表示します。
セルの塗りつぶし設定
フォーマットバーの右から2番目には、セルの背景色に関する設定があります。
長方形のボックスをクリックすると、背景色の選択ボックスが開きます。
表のヘッダ行・列、名前の表示設定
フォーマットバーの右端には、表の名前の表示など表全体に関する設定項目が集まっています。
- ヘッダ列の数の設定
- ヘッダ列の数を0〜5の範囲で設定できます。またヘッダ列の固定(ヘッダ列をフリーズ)させる事も可能です。
- ヘッダ行の数の設定
- ヘッダ行の数を0〜5の範囲で設定でき、ヘッダ行の固定も可能です。
- フッタ行の数の設定
- フッタ行の数を0〜5の範囲で設定できます。
- 表の名前の表示設定
- チェックを入れると表の名前がシート上に表示されます。