
Numbersでセルのフォーマットルールを変える方法
「セルの数値が0以下なら文字を赤くする」といった、セルに入力された内容によってセルのフォーマットを変えるルールを作成する方法を解説。
- 2016/12/3
- 2013/9/7
「セル内の数値が0以下になってしまったら文字を赤くする」といった、セル内の値の条件によってフォーマットを変えたい時があると思います。
この記事ではNumbersで特定条件に合わせてセル内のフォーマットを変えるルールを設定する方法を解説します。
セルのフォーマットは「文字の色」だけでなく、「文字の太さ」や「セルの背景色の変更」なども可能です。
フォーマットを変える条件式(ルール)を設定する
例として、「予算」「使用した金額」「残金」といった3つの列を持つ表で解説します。
「残金」のセルには日毎の「予算-使用した金額」が計算されて入力されるようにします。
ここで「残金」のセルが0円以下になってしまう場合に、セル内の背景色を赤くして、文字の色を白に変更するように設定します。
条件を設定したいセルを選択します。
「フォーマット」メニューの「条件に応じたフォーマットのルールを表示…」を選択します。
「ルールを選択」と表示されたプルダウンメニューから「次の値より小さい」を選択します。
右側に表示されたテキストボックスに「0」と入力します。
「編集」ボタンをクリックします。
「テキスト:」の横に表示されたボックスをクリックして、文字色を選択します。
塗りつぶし:の横にあるボックスをクリックして、セルの背景色を選択します。
「終了」ボタンをクリックします。これでセル内の数値が0以下の場合に、上記で設定したフォーマットが適用されます。
条件に「特定のセルの値」を使う方法
セルのフォーマットを変えるルールには、特定のセルの値を閾値として使うことができます。
閾値を入力するテキストボックスの右側にあるボタンをクリックしてからセルを選択すれば、そのセルに入力された値が閾値として使用されます。
ルールの閾値を別の表に設定として記入しておくと、後から修正するのも楽チンですので、このような場合に使えます。
複数の条件を設定する場合
閾値を入力したテキストボックスの右側にある「+」ボタンをクリックすると、ルールを追加する事ができます。
上記の例では、残金が500円以上の時はセルの背景色を緑色にする設定を追加しています。
また追加したルールは「-」ボタンをクリックすると消去されます。
設定できる条件
設定できる条件は以下の通りです。
- 次の値と等しい
- 次の値と等しくない
- 次の値より大きい
- 次の値より小さい
- 次の値以上
- 次の値以下
- 次の範囲内
- 次の範囲外
- テキストが次を含む
- テキストが次を含まない
- テキストが次で始まる
- テキストが次で終わる
- テキストが次と一致
- 日付