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SEOに効果的な文字数(テキスト量)は無い

2013/6/19 - コンテンツ作成ヒント

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未だに聞かれる「SEOに効果的な文字数は何文字なんですか?」という話。
SEOに効果的という事は、Googleから良質なコンテンツと認識されるという事とイコールな訳ですので、改めてGoogleがどんなコンテンツ、サイトを良質と判断しているか確認してみましょう。

公式のブログで良質なコンテンツを作る為のアドバイスが公開されています。
その中に記事の長さに言及しているセクションが一つだけあります。

記事が短い、内容が薄い、または役立つ具体的な内容がない、といったものではないか?
良質なサイトを作るためのアドバイス:Google ウェブマスター向け公式ブログ

記事が短いのは良いコンテンツではないという旨が書かれていますが、同時に内容が薄い、役立つ情報が無いとも書かれており、「役に立たない短いテキストは良いコンテンツではない」という事が分かります。

こうやって書くと「じゃぁどの程度の長さが良いのか?」と聞きたくもなりますが、その質問はGooglenoアドバイスの趣旨からは外れるものです。

役立つコンテンツはテキスト量が多い傾向にある

Googleからのアドバイスでは、ユーザーに役立つコンテンツを書く必要があります。

Googleがどんなシグナルを使って「役に立つ」と判定しているのかは分かりませんが、人間が役に立ったと感じるコンテンツは、ある程度のボリュームで書かれている事が多いはずです。

シンプルに探している答えだけがズバッと書かれたページも悪くはありませんが、イマイチ面白みには欠けるのではないでしょうか。

探している答えにもよりますが、興味があって検索をしている事柄なので、その答えの周辺情報が一緒に掲載されている方が、ユーザーは役に立ったと感じるのではないでしょうか。

例えば、ある映画の俳優について知りたいというユーザーは、その俳優のキャリアや家族関係などのパーソナルデータ、出演している他の映画の情報などについても興味があるのでは?という理屈です。

もう一つ、先ほどのアドバイスでは、こんな事も書かれています。

この記事は物事の両面をとらえているか?

様々な周辺情報を書くことはプラスに働く事の方が多いのです。

そしてコンテンツが役に立ったと感じたユーザーは、そのサイトの最新情報も気になるものなので、そうやってサイトのファンが拡大していく事も考えられます。

伝えたい事だけを伝えられる量が適正

ある程度のテキスト量が必要だとしても、無駄に水増しするような事はお奨めできる事ではありません。
「何文字」という数値を意識してしまうと、その文字数を何とか満たそうとして、回りくどい言い回しをしてしまうものです。

本当に伝えたい事をぼかしてしまうようなものに、何の意味があるのでしょうか。

SEOに効果的な文字数は「文字数」として考えるのではなく、本当に伝えたい事だけを伝えられる量が適正だと考えるべきです。
そこに過不足があってはいけないのです。

  • 公開日:2013/6/19

KEN INO

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