「リンクを集める」とか言うと、すぐに他のサイトからのリンク(外部リンク)を思い浮かべるという人が大半を占めると思います。
しかし、外部リンクと同様にサイトの内部リンクもかなり重要なポイントです。
低品質なリンク集に登録する、過剰な自作自演や相互リンクなど、ウェブマスター側で何かアクションを起こすと、ペナルティの対象にもなりやすい外部リンクではなく、サイト内部のリンクについても、もう少し気を使ってみてはどうでしょうか。
良くない内部リンクの張り方
内部リンクの張り方も外部リンクの良くない張り方が、ほとんどそのまま適用されると思います。
例えば・・・
- 検索エンジンで上げたいキーワードと異なるリンクを張っている
「羽毛布団のページ」に対して「羽根布団」というテキストでリンクを張るなど。
Goolgeで検索すると「羽毛布団」と「羽根布団」は同義として扱われているようですが、より適切なテキストでリンクを張る方が良いと思います。 - 関係性の弱いページからもリンクを張っている
「スマホのページ」から「羽毛布団のページ」にリンクを張っているなど。
羽毛布団を探している人が、新しいスマホにしようと考えているかもしれませんが、やはり「枕」や「敷き布団」など、できるだけ寝具関係のページへのリンクだけにしておく事が、ユーザーにも使いやすいと思います。
外部リンクほど高い効果を得ることができなかったという事もあるのでしょうか、結構内部リンクを適当に付けているサイトも多いと思います。
特にページ数も多いECサイトなどでは、ついつい色々なページへのリンクを張ってしまいがちなのですが、リンクが増えるとその分だけ「ユーザーが移動したいページへのリンク」が探しにくくなってしまう事も考えられます。
クローラビリティが悪ければ全て始まらないにも詳しく解説されていますが、1ページに多くの内部リンクがある場合、すべてのリンクをクローラーがたどってくれないという事も考えられます。
狙ったキーワードでの上位表示(テーマ性の強調)、ユーザーの利便性、クローラビリティも考慮すると(グローバルメニューは除いて)関連性が高くない詳細ページ同士のリンクは思い切って外して、狙ったキーワードを含むようなテキストで内部リンクを張った方が良いと思います。
何でもやり過ぎはご法度
ただしやり過ぎは禁物です。
昔よくあったアフィリエイトサイトなんかだと、リンクにしつこいくらいキーワードが含まれていたりしていました。(最近そんなサイトは見かけませんが・・・)
あくまでもページを観た人が「なんかおかしいな?」と思わないような範囲で。
やりすぎると、検索エンジンからの評価だけでなく、ユーザーからの信用も失う事になります。
補足
なぜか同じようなテーマの記事をパシさんが更新していました。
私の記事よりも参考になります。
内部リンク構造のポイントと効果的な記事内リンクの張り方
- 公開日:2012/12/3
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