「コンテンツが大切だ」という事は分かっています。
ソーシャルで共有してもらえるようなブログ記事を書ければ、被リンクも増えていくという考え方も理解できます。
しかし実際には、誰にも分かりやすい文章、面白いと思ってもらえるような文章は書けていません。
「記事の文章はたくさん書くと上手くなる」とも言われてきましたが、単に書いたところで上達するとも思えていなくて、いままでいろいろな文章の書き方やライティングに関する本も読んで、書き方のコツを模索する毎日・・・。
本で読んだ方法や、何かのブログで読んだ「結論を先に書く方法」も試してみましたが、どれも今一つフィットしないなぁと感じていました。
Webライティング実践講座
最初は「また今まで読んだ本と同じような事が書かれているんだろうなぁ」と期待もしていなかったのですが、少し立ち読みしてみると、結構面白そうだったので買ってみました。
2,000円(税別)と比較的安かったのも、購入の後押しをしてくれた部分ですが。
読んでみると、結構実践ができそうな文章の書き方のコツが書かれていましたので、一部ご紹介します。
- 文章のあらすじの書き方(起承転結の構成方法)
- ツールを使った見出しの書き方(SEO観点でもある)
- 面白いと感じる文章の書き方のコツ
- プレスリリースや商品説明など、いろいろなパターンの文章の書き方
こういった内容が、実際の作例とその問題点の解説付きで、分かりやすく書かれています。
特に「ありきたりな話題」でどうやって読者を引きつけるように書くか、といった解説はとても参考になりました。
そんなに毎日毎日、誰が聞いても面白い事ばかり起こるわけじゃないですからね。
腕の良い芸人さんは、ありきたりな話題も面白おかしく話しますが、こういった文章構成力を持っているのかもしれません。
まとめ
この本には作例があるとはいえ、具体的な実践については個々で考えて「自分流スタイル」を見つけるしかありません。
しかし、比較的単純な理論が書かれているので、実践はしやすいと思います。
魅力的な見出しやあらすじの構成力アップなど「文章力の向上」は、そのまま「プレゼンテーション力の向上」など、様々な場面で活きてきそうなスキルだと思います。
ぜひ読んでみて欲しい一冊です。
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▼Kindle版もあります
- 公開日:2013/1/7
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[…] 書評記事にもありますが […]