検索エンジンの順位を上げようと思ったら、リンクは一番重要です。
どんな方法を使ってでも、とにかくリンクをたくさん集める事が大切だった時代もありました。
ですがもう違います。
リンクの重要度は変わらないのですが、手段は慎重に選ばないといけません。
品質の低いリンクがあるだけで、ランキングは逆に落ちてしまう事すらあるような時代です。
Googleもリンクの自然不自然をかなり高いレベルで処理できるようになった訳です。
量を追求する時代ではない
品質の低いリンクは1本でも付いていない方が良いとは思いますが、そういったリンクがもし数本張られていたとしても順位には大きなインパクトはないはずです。
そもそも多少の低品質なリンクが付く事はよくあることですし、それを防ぐ手段はサイトを閉鎖する以外にありません。
また、もし多少の低品質リンクで順位が動くなら、ライバルサイトを検索結果から締め出すのも簡単になっちゃいますし。
しかし、品質の高いリンクはそれほど多くなくても順位は上昇するように思います。
むろん量もあった方が良いのでしょうが、そもそも品質の高いリンクの絶対量は多くないので、「量も増やそう」と考えると、どこかで無理が生じてしまいます。
リンクの量を追求する考えはもう捨てるべきです。
それでも何かリンク集めはできないものか?
散々品質が低いリンクを集めるリスクを書いてきましたが、それでも何かリンクを集める方法はないか?と考えてしまった方。結構重症です。
でも無いわけではありません。
昔からあるリンク集めの定番パターンは、他のサイトに相互リンクをお願いしたり、無料で登録できるディレクトリサービスに登録するという方法です。
ただ何度も書きますが、片っ端から登録申込みをするのはNGです。
今でも効果が期待できそうなディレクトリサービスなら、試してみてもいいかもしれません。
ここで言う「効果」とは、最終的には順位の上昇の事ですが、順位上昇は何が要因なのか分からない事の方が多いので、登録したディレクトリサービスから訪問するユーザーが居ることが、効果の有無の判断に使えます。
送客できないリンクがすべて無価値だとは言いませんが、 そもそもリンクの目的はそのサイトに訪問してもらうためでもあるので、純粋にリンクとしての価値の検証には、訪問数を使うと良いでしょう。
効果が期待できそうな無料ディレクトリ
訪問数は実際にリンクを設置してもらった後に分かる指標なので、無料ディレクトリの善し悪しを事前にある程度判断できるチェックポイントを、いくつかピックアップしてみました。
- ミドルキーワード以上で上位表示している
そもそも、リンク元に一定のアクセスが無ければユーザーはやってこない - テーマが統一されている
特定のテーマのサイトだけが登録されているかどうかは重要です - 更新、メンテナンスされている
たとえテーマが統一されていても、更新やメンテナンスがされていなければ、長期的な訪問数増加は期待できないでしょう - 管理人の審査がある
審査がザルという事も考えられますが、少なくても「審査がある」という記述が無い場合には辞めておいた方が良いでしょう - 掲載されるページは最終的には管理者が決める
「管理者が掲載ページを決める」という事は、何らかのポリシーを持ってサイトを運営されていると考えられます
登録したら自動でどんどん掲載されるタイプや、運営する管理者に運営ポリシーが無さそうなサイトは辞めておきましょう。
単に「リンクをもらう為のリンク集」には、運営のポリシーがありませんし、そんなページがGoogleから評価されるとも思えません。
別のサイトですが、無料ホームページ作成というリンク集サイトに登録したサイトは、わずかではありますがこのリンク集サイトからの訪問があります。
微々たるものではありますが、こういうリンク集サイトなら登録しても良いかなと思えます。
今まであまりリンクの事は書いてきませんでしたが、SEOのホワイトハットジャパンの各種無料、有料ディレクトリ登録のSEO効果という記事を読んで、自分なりに少し掘り下げてみようと思った次第です。
リンク対策は慎重に。
- 公開日:2013/3/29
-
前の記事
-
次の記事
コメント
メールアドレスは非公開です。
ご意見など、お気軽にコメントを頂ければ嬉しいです。
コメントを書く