1. ホーム > 
  2. サイト運営ヒント > 
  3. サイト制作ヒント

新規のサイトを制作する際に気を使いたいポイント

2011/6/7 - サイト制作ヒント

ここでは、まったく新しいデザインでサイトやページを制作する際に気を使ってもらいたいポイントをまとめてみます。

どちらかと言うとSEOの観点から、比較的テクニカルな内容で、公開前だからできるような点をまとめてあります。リニューアルの予定がない人も、次回のリニューアルのポイントとして見ていただければと思います。

1、tableタグを使ってレイアウトしない
一昔前はtableタグを使ったレイアウトが主流でしたが、新規制作のサイトでは、CSSを使ったレイアウトをしてください。
HTMLソースが大幅に減量できるので、検索エンジンに分かりやすいソースになりますし、環境によってはページの表示速度が速くなるかもしれません。

2、ページのコンテンツを充実させて多くのテキストを配置する
ページにより多くのテキストを配置するのは、基本中の基本ではありますが、サイトで扱っている商品のイメージなどに付随するテキストが、画像になっているものも結構見られます。
特にアパレルなどに多い傾向があるように思います。
しかし検索エンジンはテキストを読み込んでページの内容を判断しますので、テキスト部分は画像ではなく、きちんとテキストとして設置してください。
またページ内のキーワードの比率なんてものも、過去には気にされてきましたが、いまはもうほとんど気にする必要はありません。
ページを見てくれているお客様に視線をむけて、有用なコンテンツや文章を書けば、きちんと検索エンジンが内容を判断してくれます。
逆にキーワードの数を気にした、同じ言葉が並んだ不自然なページでは検索エンジンに嫌われてしまうかもしれません。
これはリニューアルの時じゃなくてもできますね。

3、見出しは本文に適度に配置する
ページに十分なコンテンツ、テキストを配置したら、h2などの見出しタグできちんと整理をしておいてください。
段落ごとに見出しをつけておけば人間も読みやすいですし、検索エンジンも読みやすいページになります。
注意点は、見出しの順番と配置する場所です。
順番はh1→h2→h3としていくだけなのですが、あくまでもソースコードに並ぶ順番であることに注意してください。
CSSレイアウトのやり方次第では、見た目の順序とソースの順序が違う場合もあるので注意です。
また配置する位置は本文のみにしてください。
ページ横のメニュー部分にも見出しを設定している例はよくありますが、メニューは各ページで共通になることが多い上、テキスト量も少ないエリアのはずなので、段落としての括りには違和感があります。

これもリニューアルの時じゃなくてもできますね。

4、各ページのユニーク化
サイトをリニューアル、新規制作するときついつい後回しになりがちなのが、metaタグや<h1>のユニーク化です。
検索エンジンがあまり重要視しないからといって、全ページおなじタイトルや<h1>は良くありません。
せっかくコンテンツも作り込んでいるなら、metaタグや<h1>もきっちりページに合った内容にしてユニーク化しましょう。

全ページが同じタイトルだったりすると、検索エンジンが勝手にタイトルを修正してしまったりと、予期せぬ事態も起こりますし、良い事はありません。

面倒でも、きちんと全ページごとにタイトルなどはユニーク化しましょう。

ここに書いた事を実践しても検索エンジンの順位が上がったりはしないはずです。
しかしユーザーだけでなく、検索エンジンにも優しいページをきちんと作成しておけば、上位に表示されやすくなるかもしれません。

基本的な事ができていないサイトが多いのも事実で、そういったサイトでも上位に表示される場合もあります。
しかし「ある順位から上昇しない」というサイトの多くは、基本的な事が何か欠けている場合が多いのも事実です。

  • 公開日:2011/6/7

KEN INO

コメント

メールアドレスは非公開です。
ご意見など、お気軽にコメントを頂ければ嬉しいです。

コメントを書く

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です