SEOに専門的に携わるようになり約一年が経ちます。
この一年で感じたSEOの面白い点を5つほどにまとめてみました。
これからSEOの世界に入る方とかに、その面白さが伝われば良いなと思います。
(自分自身がなぜSEOをやっているのか、今後もやり続けるのかを確認する為の記事でもあります)
- コツコツと取り組む事の楽しさ
- 成果が出たときの喜び
- 携わっている人がアツイ
- 様々な分野の知識に触れる楽しさ
- 誰も100%の正解を知らない
コツコツと取り組む事の楽しさ
SEOには「一夜にして大スターになる」といったような魔法の道も、ちょっと近道という道すらもありません。
来る日も来る日も同じような事を繰り返して、取り組んでいく必要があります。
私は昔からRPGのようにコツコツと進めて成長させていくのが好きなのですが、そうでないと思う人は早くその楽しさを見つけて欲しいなと思います。
成果が出たときの喜び
最初の「コツコツと取り組む楽しさ」が分からないという人でも、順位が上がったとか訪問者数が増えたとか、目に見える成果が出れば、きっとコツコツやる事が好きになると思います。
いままでやってきた事が実を結ぶ瞬間というのは、何度経験しても止められないクスリのようなものかもしれません。
逆に成果が思うように出なかった時の落胆も大きいのですが、成果が出た時はその度にビールかけでもしたくなります。
携わっている人がアツイ
この業界は異常と言えるのではないか?と思うほど、SEO関係者はコミュニケーション能力がハンパないです。
SEOを専門にやっている方、インハウスでSEOに取り組んでいる方、様々なバックボーンを持つ方々がTwitterやGoogle+、Facebookなどで意見を交換しています。
それを「なんとなく見ているだけ」でも勉強にはなるのですが、私はぜひブログを立ち上げて、自分の意見を発信してみてほしいと思います。
関係者の方は結構いろんな記事をコマメにチェックしていますので、自分の考えを発信すれば「自分が正しいのか、間違っているのか」という事もすぐに分かりますし、自信を持つきっかけにもなります。
様々な分野の知識に触れる楽しさ
後述しますが、SEOの100%正しい答えは誰も持っていません。さらに「これをやれば順位が上がる」というような単純な公式も存在しません。
だからこそ様々な観点から分析をする必要がありますし、成果が思うように出ない場合のリカバリーをどのようにするのかも考えておかなくてはいけません。
私も統計とか確率とかの分析手法は全く知りませんでしたが、最近そういった分析の分野の新しい知識の刺激も多く、とても楽しいです。
分析だけでなくSEO以外の広告に関する知識、サイトを構築する為の知識、トータル的な技術が求められるのは「SEOならでは」とも思います。
SEOで求められる技術は、辻正浩さんのブログ記事SEOのスキルセット/あるいはSEO業界へのお誘いが参考になります。
誰も100%の正解を知らない
SEOの面白いところでもあり難しいところでもあるのと同時に、すべての喜びはここが出発点になっています。
「痛みがあればこその喜び」というのはちょっとM気質な感じですが、分からないからこそ様々な事を学び、仲間で協力して、わずかな進歩でも喜びを感じるというのは、まさにSEOという感じがします。
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Googleはユーザーの方を向いて進化している訳ですから、SEOに取り組む者もGoogleに向き合うのではなく、ユーザーに向き合って、サイトがユーザーからの「信用」を得る為に全力を尽くす必要があると思います。
繰り返しますが、対峙しているのはGoogleではなくサイトを使うユーザーです。
だからこそ答えは様々ですし、けっしてこれで完璧という事も無い。
そこがSEOの一番の面白さなのではないでしょうか。
ではまた。
- 公開日:2012/3/21
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