私も月に何度か、お客様の元にお伺いして色々な話をさせてもらっています。
定期的なご報告会の場合もあれば、ご提案にお伺いする事もあります。
色々な話を聞いていると、「なるほどな」とか「やっぱりな」と思うことも多く、時にはセミナーに行って学ぶよりも多くの事を学ばせてもらっていると感じます。
ふわっとした理想論は役に立たない
お客様の事情も様々で、サイトがおかれている状況や、いま最大の関心を寄せている課題もそれぞれです。
そういった個々の状況に合わせた形で提案をするという事は、まさに「言うは易し行うは難し」です。
特にコンテンツが一番厄介です。
確かに、ユーザーの役立つコンテンツは、たくさんあった方が良いに決まっています。
しかし実際にはSEOを専門にしている担当の方は少なく、「社内で一番詳しいから」といった理由で兼務されている方もいます。
また、そもそもWebの事は嫌いでもないけど、そんなに好きでもないという方も居ると思います。
そういった方がSEOやコンテンツの作成に割ける時間はあまりにも少ないので、「コンテンツを作っている時間が無い」というのは、言い訳でも何でもなくて、実際にそこにある現実なのではないかと思っています。
なので、単に「コンテンツは大事です。今はちょっとコンテンツが足りないので追加してください」という丸投げはもちろん、
「ユーザーの役に立つコンテンツ」だとか、「ユニークでオリジナルなコンテンツ」だとか、ふわっとした理想論は役に立たないなぁと。
それでもSEOの本質は伝えたい
それでもコンテンツの大切さや、ユーザーに役立つ情報を増やし続けていく事がいかに重要かは(パンダアップデートがどうとかではなく)伝えていきたいと思っています。
とは言っても、ふわっとした話をどんなにたくさんした所で意味は無いので、具体的にお客様の事情に合わせた提案をする必要があります。
これを実践することの難しさは想像に難くないと思いますが、その答えもやはり「お客様との対話」の中にあると思います。
もし訪問したりする事が少ない人や、元々外出しないという人も、何度かお客様のところに訪問してみてはどうでしょう。
きっと今まで思いつかなかったアイデアや閃きがあると思います。
- 公開日:2012/11/16
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