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発リンクの基準見直しから情報密度のコントロール

2011/9/16 - コンテンツ作成ヒント

Googleのリンクの考え方に「良いサイトはたくさんのサイトから参照される」というものがあります。(たしかこんなかんじだったはず・・・)

役に立つ記事を書いているブログとか、面白いネタを紹介しているサイトは、自分のブログとかがあれば紹介したくなるものです。最近ではTwitterやFacebookなどでも拡散します。

これとは逆に「良いサイトは良いサイトにリンクを張る」という考え方もあるのですが、これについてはかなりの人が違和感を持っているように思います。

SEOの本とかでも「リンクは多く張られている方がいいですよ〜、自分のサイトからのリンクは評価を他のサイトに分け与えることだから、できるだけしない方がいいですよ〜」という内容が書かれていますし、本能的にというか受け入れがたい考え方なんではないかと思います。

なんで「受け入れがたい」のか?を考えると、基本的に「人間は自己中心的な生き物だから」という考えに行き着きます。

パシさんのSEOテンプレート比較の外部リンク(発リンク)を張る事による3つの効果に、以下のような事が書かれています。

自分のサイトで、全ての情報を賄う事はできません。ネット上には沢山の有益な情報が公開されており、その情報が全ての人の目に届く事はありません。
読者に今まで目にする事がなかった有益な情報を提供する事は、それだけで有益な事です。自ら提供する情報のみが有益であるという考え方は、あまりに傲慢すぎます。

確かにその通りだと思います。結構グサッとくる言葉ではないでしょうか。

自分のホームページの情報が素晴らしいものだと「自画自賛」をするまででは無くても、やっぱり自分のサイトから他のサイトにユーザーが逃げていくのは好ましくないと思うのが普通だと思います。
特に競合他社と熾烈な争いをしている企業サイトなどではなおさらです。

でも本当に読者や顧客の事を考えて、他社だろうが何だろうが有益な情報であればそこにリンクを張るという行為は、先ほど紹介した記事にも書かれている通り、「その発リンクはいずれ自分に被リンクとして戻ってくる」などの効果もあると思います。

また私は、自分のサイト内で「情報量や情報の密度の薄い部分を認識するきっかけ」にもなると思います。
そういった密度の薄いカテゴリーの情報は他のサイトに任せて、自分のサイトの密度の濃いカテゴリーの情報発信に集中すれば、あれもこれもと薄いページが増えたサイトにもなりにくく、よりある一つのカテゴリーでのオーソリティサイトとして、ユーザーからもGoogleからも評価される事が、いつか可能だと思います。

発リンクの基準を見直す事をきっかけにして、自分のサイトの内容も見直してみてはどうでしょうか。

  • 公開日:2011/9/16

KEN INO

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