1. ホーム > 
  2. SEO > 
  3. アルゴリズム

Googleは二とニの区別ができるようになったのか?

2012/6/19 - アルゴリズム検索エンジンの検証

今日は、以前取り上げたネタの検証シリーズです。

昨年の8月にGoogleは二と二の区別はできるのか?という記事を書きましたが、あれから約1年が経ってGoogleは、二(漢数字)とニ(カタカナ)の区別ができるようになったのでしょうか?

そもそも、なんでこのネタをもう一回引っ張りだしてきたかというと、5月に実行した39個の検索品質改善をGoogleが公表 – 海外SEOブログの中に「アジア言語のため新しい、語の区切り方」という項目があったので、あの時とは違う結果が返ってくるのではないか?と思ったことがきっかけです。

まずは昨年の検索結果をおさらい

昨年は、二コ二コ(漢数字)で検索した結果もニコニコ(カタカナ)で検索した結果も、「他のキーワード」で検索した結果が若干異なるだけで、ニコニコ動画が1位に表示されていました。

さらに「2コ2コ」と検索しても結果は同じ。
文字コードの違いで区別はできているけど、読みが似ているから同じような結果を返しているのでは?というコメントもいただきました。

さて今日の検索結果は?

さっそく今年も漢数字の「二コ二コ」とカタカナの「ニコニコ」、「2コ2コ」と検索してみます。

まずはカタカナで「ニコニコ」と検索してみる。

普通にニコニコ動画が1位。

次に漢数字で「二コ二コ」と検索。

フーム。これもニコニコ動画が1位か・・・と思いきや!
カタカナの「ニコニコ」の検索結果を返しているではありませんか!
去年とは一味違います。

では元の検索キーワード(漢数字の二コ二コ)で検索すると?

ちゃんと「もしかして:ニコニコ」と表示されています。
(1位はニコ動なんだけど、なぜタイトル部分がローマ字表記?)

最後に「2コ2コ」と検索。
去年はこの検索キーワードでもニコ動が1位だったのですが。

素晴らしい!
きちんと「2コ2コ」の検索結果になっています。

Googleは確実に進化している

まぁくだらない調査ではありましたが、Googleが確実に進化している事は分かりました。同じ読みができる言葉でも、きちんと区別して認識して検索結果に反映していますね。

という事は、昨年よりも確実に「ユーザーの意図したページ」が表示されやすい状態に進化していると言えるので、コンテンツの制作はやみくもに書けばいい訳ではなく、言葉を吟味して「どういったシチュエーションでユーザーが探しているのか?」という事まで踏まえて書く、という事が重要になっていると思います。

パンダアップデートは日本のGoogleには導入されていませんが、部分的に少しづつ導入が進んでいるのかもしれませんね。

—–

いやホントにくだらないネタで、こんなに綺麗にまとめられてヨカッタ。
ではまた。

  • 公開日:2012/6/19

KEN INO

コメント

メールアドレスは非公開です。
ご意見など、お気軽にコメントを頂ければ嬉しいです。

コメントを書く

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です