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本の内容を身につける方法

2013/3/6 - メモ

読んだ本の内容を、読み終わった瞬間から身につけるなんていうことは不可能です。

身につけるどころか、何百ページもの内容を覚えておく事すらも難しいですし、そんな必要もありません。学校の教科書ではないのですから。

学生の頃、学校の先生が「教科書のここからここまでテストに出すからな~」みたいな事を言っていたのを覚えている人も多いと思います。
学校のテストは出題範囲が決まっていましたので、教科書のその範囲の内容を「ほぼ丸暗記」しようと読んでいました。

でも大人になってから読む本は教科書じゃありませんし、テストがある訳でもないですから、丸暗記するように読む必要はありません。

読んだ本を分類して整理

読んだ本は必要な時に読み返して、カンニングすれば良いのです。

ただ、カンニングしやすいよう、整理をしておく必要はあります。
私の場合、読んだ本は大きく2つの種類に分類して保管方法を変えています。

1.リファレンス系
HTMLやプログラムの関数リファレンスなどが分かりやすい例ですが、常にデスクなどの身近に置いておき、頻繁に読み返すタイプの本です。

後でカンニングしやすいように、各セクションのまとめ部分がどこに書いてあるかなど、本のレイアウトを覚えておく程度でOKです。

2.ストック系
何かに行き詰って、アイデアが欲しくなった時に読み返すタイプの本です。
いざという時に、読み返す本のアタリをつけられるように、全体の内容をふわっと覚えておけばOKです。

二度と読み返さない可能性もありますので、本棚にしまっておき棚がいっぱいになってきたら下取りに出しています。

本の内容は手を動かして体得するしかない

私は本を読んで内容を覚える事よりも、実際にその内容をアウトプットする事の方が大切だと思っています。

ただ、ブログなどで感想などを書いたりしてもアウトプットしているとは言えず、あまり意味はありません。
せいぜい誰かに紹介できたり、ブログネタに使える程度です。

困ったときに何度も読み返して、本の内容をアレンジしながら実践する事によって、初めて「アウトプットした」と言えるのではないでしょうか。

私の周りでも「すごいな」と思える人たちは、本をちょこちょこと読み返しながら、その内容をアレンジして実務に活かしているように思います。

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そもそも私自身、読んだ本をすべて応用出来ている訳でもありませんし、本の内容をどうやって身につけるかは人それぞれです。

ただブログ更新の方法などと一緒で、実際に手を動かしながら体得するしかない、そう思っています。

  • 公開日:2013/3/6

KEN INO

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